最近ニュースで話題になっている「OPEC、減産見送りで原油安が加速化」OPECとは何かご存知でしょうか?

原油といったらガソリンなどの元になる資源ですよね。

ということは私達にも直接関係してきますよね。

その原油が安くなるということは、ガソリン価格も安くなるのでは?!やるじゃん~OPEC!と思いますよね。

ただ調べてみるとOPECが頑張ったということではないようです。

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OPECとは

中東の国を中心とした原油国によって1960年に設立され、主たる目的は原油国の利益を守ることで、原油の生産量及び価格の調整をする役割を担っている機関です。

加盟国は現在11か国で、サウジアラビア・イラン・イラク・UAE・クウェート・カタール・ナイジェリア・アルジェリア・リビア・ベネズエラ・インドネシアです。

OPEC誕生の経緯ですが、OPECが設立する前は石油メジャー(生産から販売までの全工程を行いシェアの大部分をどくせんしていた石油系巨大企業複合体)が石油業界で幅を利かせていて、一方的な価格引き下げなどの石油収入減少の防止策としてOPECが設立されたそうです。

70年代の2度の石油危機(通称オイルショック)の際に、OPECは価格を大幅に引き上げ、世の中にOPECここに有りと示すことに成功し、メジャーから原油の生産、価格調整の主導権を奪回したんです。

80年代には非OPEC諸国が台頭し、OPECのシェアが低下、原油の増産・安売りに走って迷走しましたが、近年は需要も堅調に推移し、生産能力の制約もあり、適正な水準で価格は推移しているようです。

OPECの影響力について

現在OPECの影響力に陰りが見え始めたといわれています。

というのも今、原油の価格はどんどん下がっていて、OPEC本来の目的からいうと何らかの策を講じて原油安の進行を防ぐ必要があるはずなんです。

原油安の要因は新興国や欧州の景気低迷による需要減と、シェールオイルの増産で原油が供給過多の状態になっているからです。

ここでOPECが原油を減産するなどの対策が期待されていましたが、OPEC加盟国の足並みが揃わず、有効な打開策をいまだ示していない状況です。

それにより、原油安が加速化か?というニュースに繋がるわけです。